種田 ゆか    

 yuca taneda

 

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山口県下関市に生まれる

同志社大学文学部（美学及び芸術学専攻）卒業。

在学中にサークル活動で陶土に触れる。

2009年 京都にアトリエを構え、独学で修練を積む

2010年よりpoetoriaとして作品発表をはじめる。

​書店勤務を経て2024年独立

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poetoria　[ ポエトリア］は詩歌の意。

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「気づけばそこにころんとある」ような、

素朴で愛おしいものたちに惹かれます。

日々の生活に寄り添い、静かに語りかけるようなものたち。

私の作るものが、誰かにとってそんな存在になれれば幸せです。

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毎日浮かんでは消えていく

儚い言葉の欠片を拾い集めている

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小さくて不完全でぼんやりとしたそれらは

まだ滑らかな意思を持たない

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それでも今日も籠を持ち、暗い森を彷徨い歩く

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戸棚に集めた小さな種々が

いつか綺麗な結晶に育ったら

大切な誰かの元へ届けにゆきましょう

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綺麗な箱に入れてリボンをかけて

ー開ければきっと音楽が鳴り出す